Monday, September 15, 2008
G8サミット直前東京行動分科会 自由貿易が食料危機を招く !!
G8サミット直前東京行動分科会
自由貿易が食料危機を招く !!
食料危機が広がり、世界各地で食をめぐる紛争がおこり、人々の不安が高まっています。食料の高騰は経済的弱者を遅い、飢餓と貧困の一層の拡大を招いています。日本でも食品価格の高騰が、人々の暮らしを圧迫しています。7月に日本で行なわれるG8サミットでも急きょ食料問題が重要議題として登場してきました。しかし、そこでの議論は食料危機の根底にあるグローバル化がもたらした農民の農業の破綻という根本問題には目もくれず、資本の導入による農業の生産性向上や自由貿易の推進による市場原理の徹底といったところに落ち着くのは目にみえています。
わたしたちは、いま起こっている食料危機の真の原因を明らかにし、いま何をしなければならないかを問いかけたいと思います。サミットに向け、わたしたちの声をぶつけるこのシンポジウムにぜひご参加ください。
日 時 6月28日(土)14:00~17:00
場 所 東京都文京区春日2-9-5「アカデミー茗台学習室B」(TEL03-3817-8306)
(地下鉄丸の内線「茗荷谷駅」下車 春日通りを後楽園方面に徒歩7分)
内 容 ●食料危機はなぜ起きたのか─G8が進める自由貿易の問題点
山浦康明(日本消費者連盟)
●世界を駆けめぐる投機マネーが引き起こす食料危機
秋本陽子(ATTAC Japan)
●アメリカのバイオ燃料と遺伝子組み換え戦略
天笠啓祐(市民バイオテクノロジー情報室)
●破綻した日本の農業・食料政策
大野和興(農業ジャーナリスト)
●全体討論
◆司会 市村忠文(平和フォーラム)
参加費 500円(同日18時からの全体会と合わせた前売り券を1000円で取扱中)
連絡先 フォーラム平和・人権・環境 市村(電03-5289-8222 E-mail:ichimura@gensuikin.org)